COLUMN

月次資金調達レポート(2026年10月版)

 

資金調達レポート

資金調達ハイライト

📊 件数:70件(前月比: ▼25件 減)

💰 総額:307.7億円(前月比: ▼3,314.7億円 減)

🔍 振り返り

今月は、EV充電インフラのTerra Chargeが100億円を調達し、累計調達額361.4億円となるなど、大型の資金調達が目立ちました。特に、AIやDX、環境エネルギーといった分野での成長が顕著で、各社が事業拡大や社会課題解決に向けて積極的に投資を進めていることがうかがえます。

🏆 Top3案件(調達額順)

  1. 1️⃣ Terra Charge 株式会社(100億円/シリーズD)
  2. 2️⃣ 株式会社ナレッジワーク(48億円/シリーズC)
  3. 3️⃣ 株式会社Helical Fusion(32億円/シリーズB)

資金調達実績推移

シリーズ別資金調達実績推移

Top3案件詳細

1. Terra Charge 株式会社

🔎 業種・業界:電力供給、社会問題
💰 調達額/ラウンド:100億円(シリーズD)
📅 公開日:2026/10/06
🌐 記事URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000503.000075648.html

✏️要点まとめ

  • 進捗:EV充電サービス「テラチャージ」を展開しており、全国でのEV充電インフラ構築を推進しています。今回、みずほ銀行など複数の金融機関から100億円の融資による資金調達を実施し、累計調達額は361.4億円となりました。
  • 今後:調達した資金は、EV充電器の設置拡大、サービス・システムの開発、人材採用・組織体制の強化、海外事業の展開に充てられます。2030年度までに10万5千口の充電器整備を目指しています。
  • 課題:EVが当たり前の選択肢となる社会の実現に向けて、充電インフラのさらなる普及と利便性向上が課題です。

2. 株式会社ナレッジワーク

🔎 業種・業界:営業支援、ソフトウェア
💰 調達額/ラウンド:48億円(シリーズC)
📅 公開日:2026/10/23
🌐 記事URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000160.000063428.html

✏️要点まとめ

  • 進捗:セールスAIエージェントによる営業生産性向上を目指すスタートアップで、セールスAXコンサルティング、セールスAIプロダクト、セールスAIエージェントOSの3ソリューションを提供しています。シリーズC2ndクローズでデットファイナンス48億円(融資枠を含む)を実施し、エクイティファイナンス35億円と合わせてシリーズCが完了しました。
  • 今後:調達した資金は戦略的投資に充当し、セールスAIエージェントの構築・運用を強化することで顧客の営業生産性向上の実現を目指します。
  • 課題:セールスAIエージェントの導入・運用をさらに多くの企業に広げ、営業現場での効果を最大化していくことが課題です。

3. 株式会社Helical Fusion

🔎 業種・業界:核融合炉
💰 調達額/ラウンド:32億円(シリーズB)
📅 公開日:2026/10/08
🌐 記事URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000082.000089262.html

✏️要点まとめ

  • 進捗:ヘリカル方式の核融合発電所の開発を進める企業です。シリーズBラウンド(2nd close)で32.3億円を調達し、累計調達額は130.5億円となりました。
  • 今後:資金は発電に向けた開発・実証の加速に用いられ、2030年代中に最終実証装置による統合実証、発電初号機による世界初の実用発電の実現を目指します。
  • 課題:核融合発電の実用化には、技術的な課題解決と大規模な開発・実証が必要であり、継続的な研究開発と資金調達が重要です。

資金調達(詳細)

※本記事は公開情報を基に作成しているため、当社は、本情報の正確性、信頼性、完全性を保証するものではなく、本情報に基づいて被ったいかなる損害についても一切責任を負いません。

この記事の執筆者

CFO.Media編集部

CFO.Mediaは、シード・アーリー期の資金調達を目指す起業家のための情報プラットフォームです。国内スタートアップの調達事例や最新トレンドを、データと実例をもとにわかりやすく解説します。

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