COLUMN

今週の資金調達速報(2026/10/5–10/11)

 

資金調達レポート

今週の資金調達ハイライト

📊 件数:6件(先週比: ▼16件 減)

💰 総額:104億円(先週比: ▲50.5億円 増)

🔍 今週の振り返り

今週は、EV充電インフラのテラチャージが100億円という大型の融資による資金調達を実施し、累計調達額は361.4億円に達しました。これにより、EVが当たり前の選択肢となる社会の実現に向けたインフラ整備が加速することが期待されます。また、モビリティコンステレーション構想を掲げるEssenや、外国人支援を行うグローバルトラストネットワークスなど、社会課題解決に貢献するスタートアップへの資金流入が目立ちました。

🏆 Top3案件(調達額順)

  1. 1️⃣ Terra Charge 株式会社(100億円/不明)
  2. 2️⃣ セレイドセラピューティクス株式会社(4億円/シリーズB 2nd Close)
  3. 3️⃣ 株式会社グローバルトラストネットワークス(非公開/不明)

1. Terra Charge 株式会社

🔎 業種・業界:電力供給、社会問題
💰 調達額/ラウンド:100億円(融資)/不明(累計361.4億円)
📅 公開日:2026/10/06
🌐 記事URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000503.000075648.html

✏️要点まとめ

  • 進捗:EV充電サービス「テラチャージ」を展開し、全国でのEV充電インフラ構築を推進しています。
  • 今後:調達した資金は、EV充電器の設置拡大、サービス・システムの開発、人材採用・組織体制の強化、海外事業の展開に充て、2030年度までに10万5千口の充電器整備を目指します。
  • 課題:EVが当たり前の選択肢となる社会を実現するためには、充電インフラのさらなる普及と利便性の向上が重要です。

2. セレイドセラピューティクス株式会社

🔎 業種・業界:幹細胞
💰 調達額/ラウンド:4億円/シリーズB 2nd Close
📅 公開日:2026/10/05
🌐 記事URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000016.000100408.html

✏️要点まとめ

  • 進捗:小児の重篤な血液・免疫疾患を対象とする新規ex vivo増幅造血幹細胞治療製品「CLD-001」を開発しており、シリーズB 2nd Closeで4億円を調達しました。
  • 今後:調達資金はCLD-001の米国IND申請および臨床試験開始に向けた細胞製造、安全性評価、臨床開発、薬事対応に充当し、日本発の造血幹細胞領域におけるリーディングカンパニーを目指します。
  • 課題:革新的な治療選択肢を世界の患者に届けるためには、厳格な臨床試験と薬事承認プロセスをクリアする必要があります。

3. 株式会社YEN TOWN MARKET

🔎 業種・業界:
💰 調達額/ラウンド:非公開/不明
📅 公開日:2026/10/06
🌐 記事URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000982.000025517.html

✏️要点まとめ

  • 進捗:STARBASEから分社化し、TWIN PLANETが出資することで合弁体制での事業運営を開始しました。衣料品・雑貨等の企画製造販売やPOP-UPイベントの企画運営、知的財産のライセンス業務を手がけています。
  • 今後:日本独自の文化を融合させたカルチャーIPブランドとして、世界展開を目指しています。
  • 課題:世界市場で競争力を持ち、日本独自のカルチャーIPを広く認知させるためには、効果的なブランディングとマーケティング戦略が求められます。

4. 株式会社グローバルトラストネットワークス

🔎 業種・業界:不動産賃貸、就職支援
💰 調達額/ラウンド:非公開/不明
📅 公開日:2026/10/07
🌐 記事URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000036.000135365.html

✏️要点まとめ

  • 進捗:外国人向け家賃保証事業を基盤に、住まい、就労、通信、金融など、外国人の日本での生活と活躍をワンストップで支援するサービスを展開しています。三菱地所が運営するCVCファンド「BRICKS FUND TOKYO」からの出資を受けました。
  • 今後:在留外国人経済圏への理解を深め、家賃保証、物件紹介、人材紹介・採用支援などの周辺ビジネスにおける事業機会を探索し、多様なバックグラウンドを持つ人々が共生するまちづくりを目指します。
  • 課題:外国人が日本で安心して生活し、活躍できる社会を実現するためには、多岐にわたる支援サービスの質向上と、社会全体の理解促進が不可欠です。

5. Tokyo Artisan Intelligence株式会社

🔎 業種・業界:検査装置
💰 調達額/ラウンド:非公開/不明
📅 公開日:2026/10/06
🌐 記事URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000041.000072103.html

✏️要点まとめ

  • 進捗:AIと半導体技術を活用したエッジAIソリューションを開発しており、東京計器および東京計器レールテクノから出資を受け、資本業務提携を締結しました。
  • 今後:東京計器グループのニッチトップ製品へのAI実装を加速し、製品競争力の強化と新製品開発を推進します。また、東京計器のものづくり技術やノウハウを活用し、フィジカルAI事業の展開を加速することで、社会課題解決に貢献することを目指します。
  • 課題:AI技術の社会実装を加速させるためには、技術開発だけでなく、既存産業との連携を深め、具体的なユースケースを創出していくことが重要です。

6. 株式会社Essen

🔎 業種・業界:公衆衛生、デジタルサイネージ
💰 調達額/ラウンド:非公開/不明
📅 公開日:2026/10/06
🌐 記事URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000036.000085294.html

✏️要点まとめ

  • 進捗:街を走る車両を情報の収集・発信ネットワークと捉える「モビリティコンステレーション」構想を掲げ、モビリティ広告プラットフォーム「WithDrive」と車載センサーによる漏水調査技術の開発・実証を行っています。高輪地球益ファンドなどから資金調達を実施しました。
  • 今後:調達資金は、モビリティ広告の展開拡大、漏水調査技術の実用化、および事業・開発体制の強化に充て、日常の移動から企業や自治体の意思決定に役立つ価値を生み出し、持続可能な社会の実現に貢献することを目指します。
  • 課題:モビリティデータを活用した新たな価値創造には、プライバシー保護への配慮と、データ活用の透明性を確保することが重要です。

※本記事は公開情報を基に作成しているため、当社は、本情報の正確性、信頼性、完全性を保証するものではなく、本情報に基づいて被ったいかなる損害についても一切責任を負いません。

この記事の執筆者

CFO.Media編集部

CFO.Mediaは、シード・アーリー期の資金調達を目指す起業家のための情報プラットフォームです。国内スタートアップの調達事例や最新トレンドを、データと実例をもとにわかりやすく解説します。

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